*2006年02月17日

ゲーム下手な人

彼が バイオハザード4 をやってるのをずっと見ていた。
一応全作プレイしてるらしく意気込んでノーマルで始めたのだけど、見ていると お世辞にも上手いとは言えない状態。 そんなのを眺めながらゲームの上手い/下手って何だろう?と考え込んでしまう。
彼のプレイを例にしてみると、

今作は敵が多く、出てくる敵をいちいち全部倒していては弾薬が足りなくなる。 まぁバイオシリーズ全般で言える事だけど、無理に倒さなくて良いわけで、その辺の駆け引きなんかもバイオの楽しさなんだけども、心情的に "視界に入る敵は倒したい!" と思う気持ちはわかる。ワタクシもそうゆう肌ですし。
で、そんな自分の気持ちに愚直な人ほど全部倒したがるのだけども、当然弾薬が足りなくなる。 弾が足りないならキックやグレネード系アイテム、あと配置されたトラップなんかも利用すれば良いものの、いちいち一体一体に発砲して倒している。 "敵は銃で撃ち殺さなければならない" という固定概念が離れず、他の選択肢が全く頭に無い状態と言いましょうか。 こんなんじゃ弾が足りなくなるのは当たり前。
アドバイスしてみても、すぐにそれが頭から離れてバンバンと撃ちまくってしまっているし。

あと 今作は周りがよく見えない。 FPSでもそうなのだけど、この手のゲームでは まずプレイヤーは周囲を確認しなければいけない。 たとえ目前の敵に攻撃をしていても、視界外にも気を配るのが FPS系では普通なのだけど、どうも目前のターゲットにしか集中してない。 そんなんだから側面や後ろから攻撃を食らってしまうのが日常化してしまってる。

近い事では、FPS等に手馴れたプレイヤーは、焦点を合わす事なく画面全体を八方目で見るのが癖になってると思う。 故に画面隅の小さな動きや、何があった等の事はすぐに反応するのだけど、彼の動きを見ていると一点しか映っていないせいか 画面隅に見えた樽やアイテム等が全然見えてない。 私が 「樽あったよ」 なんて言わないと気付かない。
そんな事をいちいちアドバイスしても小姑ギャラリーみたくウザく思われるだろうし、言ってすぐ直るもんじゃないな…と黙っていた。

これらの事ってゲームの上手い下手は関係無く、適応力や学習能力、あと判断力の域じゃないのかな、とか思ったりもする。
ゲーム慣れした人は、まずシステムや特徴を把握しようとし、攻略的な事を理屈で構成していく。 それらに身体(技術)がついていかなくても、意識して学習しようと(技術を身に付けようと)するワケでして。
上手く表現できないのだけど、"やってる内に慣れる" じゃなく、"意識して身に付けようとする人" との違いというかな。

以前にネット上で 『ゲーマーの定義とは?』 的な議論をしているのを見たことがあった。 その時は 「単純にゲームが好きな人で良いんじゃないの?」 と思っていたのだけど、今は何となくだけど違った感がある。
私的には、ゲームに対して そんな思考が自然に働いたり、身体が順応してしまった人がゲーマーというんじゃないのかな、と思ったりする。 愛情ゆえに、そしてゲームに馴染んだ人ゆえに、と。

「ゲームが下手な奴はダメ人間!」 なんて事は全然思ってないし、むしろテクニック至高主義や能率主義みたく "ゆとり" が全く無いのもワタクシ的にはつまらないと思っているんだけども、ゲームに対して向き不向きな人というかな、そうゆうのってあるんだなぁ… というのを再確認してしまった。
格ゲーをやらせたら、そこらの人よりは巧いんだけどなぁ…。


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  • 2010年08月26日 15:01