*2007年07月01日

子守りな日記

土曜日の出来事。親戚が用事で家を空けるとかで、半日ほど留守番しながら子供(5歳)の面倒見ててくれない? と頼まれる。 えー…とか思いつつも、断り切れないんで渋々引き受けた。

「なにしよっか?」 なんて相手していると、一緒に本を読んでとせがまれる。可愛いな、今日日の餓鬼なんて真っ先にゲームだろうに。 そういえばバッグの中に  イタリア軍入門 第二次大戦を駆け抜けたローマ帝国の末裔たち が入ってるんでイタリア軍を熱く語ってあげようかと思ったら、『かぐや姫』 の絵本を手に駆け寄ってきた。 あらまあ、おねーさん残念だよ。
仕方なく読んであげていると、かぐや姫って無理難題言いやがるな、このアマただの性悪女じゃないか。 「私はレズです」「病気持ちです」「フェミニズムに興味ありますか?」 とか適当に言って切り抜けろよこの能無し女、なんてモンモンとしてくる。 こんな腐れ女の話よりイタリア軍について語り合った方が有意義じゃないのか、いやまて、このアマの護衛にイタリア軍をつければ拉致を阻止できたんじゃないのか、なんてことをサブ回路で考えながら完読。

昼食を一緒に作ったり、適当にじゃれ合ったりしながら過ごすも、やっぱそう長くは続かない。 テレビや DVD を観たりで時間を潰していると、地元ニュースでお祭りがあることを知る。 そうか、もうそうゆう時期なのか、お祭りなんてここ数年行ってないな…。 まてよ、神社は歩いて行けるほど近いしお祭りに連れて行こうかと閃く。 親御さんの携帯に確認を取ってみると 「よろしくお願いします」 と許可を得たんで、まだ明るい4時頃に神社に出向いてみた。
うちの県ではメジャーな行事で県内ほとんどの神社で行われているお祭り。 私も小中高の頃はよく行ってたっけ。いつしかお祭りなんて花火大会しか興味を持たなくなってしまったけど。

着いた先はそこそこ大きい神社なのだけどやけに出店が少ない。私の頃と比べると半分程の数しかない。 6~7年くらい前はしょーもないアクセサリー屋やワケわからん物を売ってた面白い店がいっぱいあったのに、今ではタコ焼き、イカ焼き、お好み焼き、アイスクリーム、風船、お面とか定番じみた店ばかり。
これも地方の過疎化か? なんて思いながらイカ焼きを買い、夜店のおっさんに 「ねえねえ、久しぶりに来たけど夜店少なくない?」 なんて聞くと、「少子化ってやつだよ、奥さん」 と返される。 いや奥さんじゃないけど、そうなのか。 そういえば先月用事で母校の小学校に出向いた時も、全学級のクラスが半分くらいしかなくてビックリしたっけな。 少子化って言葉は聞き飽きた感があるけど、現実としての少子化現象を目にして驚くことが多い。
ていうか、そうゆう風に見られる歳というのにも実感。言われてみりゃ、これくらいの子が居てもおかしくない歳だもんな。 妙に虚しくなる。

手をつないでブラブラ歩いていると、市販のエアガンを使った射的屋を発見。くだらない景品だけど子供がやりたそうに見てるんで寄ってみる。 しかし私が傍にいるからには妥協は許さん、半身構えで、右手は押すように伸ばし、左手は引き寄せるように銃をガッチリと固め、腕じゃなく上半身全体で狙うフォームを即席で教え込む。
幼児がコンバットシューティングのフォームで撃ってる異様な姿に人が集まり、夜店のおっさんも困惑する中、なんとか安っぽい水鉄砲と駄菓子をゲット。 子供は喜ぶも私は納得できないんで自分でやってみる。 安っぽい弾使ってるな、これ 0.2g 以下だろ?インチキ野郎め、とかブツブツ思いながら玩具の弓矢セットとダーツセットをゲット。 ふん、こちとら実銃を撃つ為に海外にも出向く銃オタだ、なめんな、これくらいで勘弁してやる、と勝ち誇って射的屋を後にする。

そろそろ帰ろうかと神社を出ようとすると、ゲキレンジャーのお面をせがまれる。 「ゲキブルーッ!」「じゃ私ゲキレッド~」 と乗って一緒に買おうとすると、ひとつ800円という値段に驚く。 咄嗟に 「ゲキレンジャーの真似しちゃゲキブルーが可哀想だからやめようか」 と諭しの言葉が思い浮かぶも、5歳児といえどソコまで馬鹿じゃないんで諦めて財布を出す…。 いつからこんな世になったんだよ、この神社は異世界へ繋がっててインフレでも起きてんのか? 八百万の神さんよ、こんなの許してていいのかよ。

帰宅すると既に両親も帰って来てた。 やけに景品を持ってたのに気を使ったのか、子供が上機嫌だったことに気をよくしたのか、貰った茶封筒の中には一万円が入ってた。 お祭りで四千円近く使ったのだけど、まあいいや。
基本的には子供が苦手というか、どちらかと言えば子供嫌いなのだけど、実際に接してみると子供が欲しくなったりもする。 でも近頃ニュースでよくみる子供絡みの事件を目にする度に子供を持つ事が怖くなったりもする。 子供というより結婚そのものが、だけど。 そんな週末の出来事。


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*Comment on "子守りな日記"

 >>このアマただの性悪女じゃないか。

 それは仕方がないかと・・・。 確か、かぐや姫は犯罪者です。あの話は、月で何かしらかの重罪を犯して地上送りになったかぐや姫が、刑期を終えて月社会に復帰するまでの物語です。

  •   ダスク
  • 2007年07月03日 03:57

えー、グリム童話っぽいというか、えらく生々しい話だけどそうなの? と軽くググってみたら、


> かぐや姫は月の民の一族であるが、罪を犯したためにお前
> (老夫婦のこと)のような卑しい者のところへしばらく預けた
> のだ。彼女の罪がやっと償われたのでこうして迎えに来た
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010811290


…って酷い、お爺さんお婆さんが不憫すぎる。人でなしはかぐやだけじゃなく、人類を小馬鹿にしてる月の連中全部だ、イタリア軍は地球防衛にまわして、月にありったけの核弾頭をブチ込めって感じ。
トリビアありがとうございました。

  •   Lipz
  • 2007年07月03日 16:50