*2007年09月29日

怪しいニセ水道局員が何も売り込まずに帰っていった日記

夜七時頃、ノックと共に大きな声で 「すいませーん!」 とドア前で叫ばれる。 私はラフな格好&洗濯物を畳んでたんで彼に出てもらった。
何やら水道関係の人で一軒一軒を回り、台所の蛇口をチェックしてるんで家にあげて欲しいとのこと。 隙間から見てみると作業服っぽいツナギを着た20歳くらいの細めで茶髪の若いにーちゃん。変にテンションが高くて愛想がいい。

上がると早々に蛇口をいじり始め、フィルター(そんなの付いてたなんて知らんかった)を取り出し、「ああ…。見てください、結構汚れてますね」 とウンチクが始まる。
でも早口で所々で舌を噛み、説明上手とはいえない状態。 あれだよ、初めてプレゼンする人が、あれを言おうこれを言おう、軽くこうゆうギャグを入れようとか、前もって色々準備してたのに緊張から早口になってしまい、順序がメチャクチャになって笑いながら誤魔化してるような、まあそんな状態。

ぎこちない説明に彼は 「はあ」 「うん」 と愛想なく相槌を打ち、そんなやりとりをドア越しに聞いている私。
一通り説明が終わると沈黙が続く。 茶髪のにーちゃんは沈黙を打ち消すように 「それ…、何です?」 と関係ない話を始めた。
「ああ、トンファーです」 「腕とかいい筋肉ですけど格闘技とかされてるのですか?」 「拳法をやってました」 などなど、しょーもない会話が続く。

やべえ。ウチには武器とか防具とか怪しい物がゴロゴロしてるのだけど、玄関や台所周りはそのままだった。 ガス屋が来たりする時は前もって連絡してくれるから中にしまうのだけど、突然だからノーガードだった。
とりあえずあの辺りには、警棒サイズの大型マグライト、警察用のトンファー、サイ(沖縄武術の武器)、素振り用の太い木刀(マジックで "ドラゴンころし" と書いてる)、キック用のレッグガード、弾薬箱(靴の手入れ道具入れ)、曲がったクロスボウの矢が2本、あと、まな板の横に包丁らしからぬ謎の刃物というか素人目にもコンバットナイフとわかるモノが露骨に置いてる(使い慣れる為に果物を剥いたりしてる)。 むー…全部私の。

茶髪のにーちゃんはあれは?これは?と興味津々な様子で、いちいち説明する彼。 こっちの部屋はもっと面白いモノがいっぱいあるよー、なんて思いつつ、はよ帰れってな感じの私。
そしてまた会話が途切れ沈黙になる。 「じゃ、…では、…ありがとうございました」 と茶髪のにーちゃんは出ていった。

私:「なんやったん?」
彼:「水道水を飲むのはよくないとか、そんな用件みたい」
私:「で?」
彼:「……わからん」

ちょっとまてよ、そういえば水道局員って名乗ってねえだろ。いまどき民間のガス会社ですら首から証明書をぶらさげて最初に名前を名乗るのに。 最初に確認しなよ… と説教。
とりあえず水道局に電話し、そうゆう検査に回ってるか確認してみると、「うちはやってませんね。たぶんですが変な業者がやってる浄水機の売り込みでは…」 とのこと。 でも浄水機なんて一言も言わなかったし…。
彼曰く、作業服に会社名も何もなかったし、今思えば騙りなのは間違いないっぽい。 なんだよ、浄水機買ってくださいとか何とかいえよ、正体がわからんじゃねーか、根性なしめ。

おそらくだけど、浄水機を売り込もうと家に上がりこめたのはいいけど、住人はガタイのいいにーちゃんで、聞いてみると格闘技をやってたっぽい。そして所々には何やら怪しい武器や道具がゴロゴロしてる、ただならぬ雰囲気の部屋。
もし浄水機の話を持ち出して怪しい業者と思われたらタダでは済みそうにない、だから言い出せなかった…と、こんな感じ?

もしその場で 「浄水機」 なんてキーワードを口にしたら私が反応しただろうけど、こうゆう予防策もあったのかと関心。
でもなんか悲しい。 うら若き美少女が安らいでる部屋なのに、悪のプロとも言える怪しい業者が引いてしまう程のオーラを放ってるだなんて。失礼すぎる。

バンピートロット2が…
詳細が全く不明だった 『ポンコツ浪漫大活劇 バンピートロット2』 のオフィシャルサイトを定期的にチェックしていたのだけどリニューアルされてた。
前は PS2 で発売予定だったのに、知らぬ間に PS3 になってたのがショック。 まあスペック不足なのは前作でも感じてたから仕方ないけど、PS3 を買うのはしんどい。そろそろ値下げしようよ。


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