*2009年07月21日

『ランボー 最後の戦場』をみてみた

Rambo  ランボー 最後の戦場
ロッキーシリーズは 「熱い拳で語り合い、最後には友情が~」 なのに、ランボーシリーズ(一作目以外)って超が付くほど勧善懲悪に仕立て上げるコントラストが興味深い。
イラク戦争以降のアメリカの戦争映画は色々と思うことがあるのか 「敵も味方も同じ人間なんだ、なぜ俺達は戦ってるんだ?」 的な作風も多く、必要以上にそんなメッセージ色を入れるものだから偽善的で癇に障る作品も多かったりするのだけど、今作では敵をこれでもかと残虐非道の鬼畜に仕立て上げ、手足首を吹っ飛しミンチにしても同情すら沸いてこないほど気分爽快にする作風という意味では、なんだか 7~80年代の典型的アメリカ映画を観てるような感じだった。
素手で喉を引き裂くとか、クレイモアで不発弾を爆破させ一面を灰塵に化すとか、車載の .50cal を運転席にブッ放して防盾には血肉がベットリとか他にも見所満載なのだけど、それらの見せ場も淡々とやるものだから 「ヒャッホー!アタマぶっとんだぜ!」 というよりは 「あ、首が飛んだ…」 みたくなってくる。視覚的にも精神的にも痛々しいシーンが終始続くものだからドライな感覚になってくる。
リアルというより、観てるだけで血臭が漂ってくるくらい生々しいのさ。ホラーや安っぽいアクション映画みたくペンキのような赤い鮮血が飛び散るんじゃなく、ドス黒い血が大粒でボトボトと流れ落ちるような、そんな印象。

褒めてるのか叩いてるのかわからん文章だけど、まさに血湧き肉踊るアドレナリン全開な内容で思わず DVD を買おうと思ったほど熱い映画だった。 「やりすぎ」 「エグすぎる」 等の批判もあるだろうけど、ここまでやりきった作品も珍しい。
でもなんだかすごく短く感じる映画でもあったかな。 ゲームでいうと "1ミッション増えた程度の拡張版" みたいな物足りなさを感じた。★★★★☆

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